塾でどうやって生徒さんを集めれば良いか困っていませんか?生徒さんを集めるための方法って色々ありすぎて何をしたら良いか分からず困ってしまいますよね。もしかしたら、なかなか集客ができないのは今までのやり方が間違っていたからかもしれません。
この記事では塾の集客に効果的な方法をご紹介します。無料でできる方法もありますので、是非試してみてください!
塾の集客手段の変化
近年、保護者は塾を選ぶ際にどのような方法で選んでいるのでしょうか?
マックスヒルズによると、保護者が子供に学習塾への入塾を検討する際、「チラシ」の情報は検討材料として最も低く、Webや紹介・口コミの情報を参考にしている割合が多くなっています。特に、20代の保護者に関してはWebの情報を一番に参考にしていることから、これからは塾選びの際にWebの情報を参考にする保護者が多くなることが予想されます。
保護者は塾選びでWebの情報、口コミを重要視する
集客ができない原因とその対策とは?
それでは集客ができない塾はどこに原因があるのでしょうか?
集客ができていない原因は大きく2つありますので、もしできていないければこの2つは必ず抑えておきましょう。
エリアとターゲットを絞り込む
保護者が塾選びの際に最も重要視したポイントは「家から近いか、通いやすい」になります。
つまり、集客の戦略を考える時に、どのエリアの保護者をターゲットにするかを考えることは重要になります。そのため、塾から遠いエリアで通いにくい場所に住んでいる保護者をターゲットにしても費用対効果は悪くなります。
Web集客ができていない
先ほどのマックスヒルズの調査からもわかったように、今後特に20代・30代の保護者は塾選びの際にWebの情報を参照するため、Web集客ができない塾はさらに集客が難しくなるでしょう。
徐々に集客手段をWebに移行するための準備をしていきましょう。
- エリアとターゲット選びが大事
- Web集客はこれから不可欠
塾のオンライン集客方法・アイディア5選
それでは、集客方法としては具体的にどのような手段があるのでしょうか。まずはWebを使った方法を見ていきましょう。
自社ホームページを充実させる
現代では塾を経営するためにホームページは必須と言えるでしょう。
ホームページではユーザーが知りたいような情報を網羅的に載せることができます。具体的には、授業内容、料金、先生の情報、志望校に合格した生徒の体験談などを全て載せることが可能です。
今ではGoogleが提供しているGoogleサイトというサービスなどで無料でもホームページを作れるので、塾を開いたらまずはホームページをつくりましょう。
Googleサイトの詳細については、Google公式のヘルプページを参考にして下さい。
SNS(Twitter・Facebook・Instagram)を有効活用する
Twitter・Facebook・InstagramなどのSNSも有効的に活用しましょう。ただし、各SNSで利用ユーザーの年代の違いがあるので、それぞれの特徴を活かした発信を意識した方が良いです。
NTTドコモ モバイル社会研究所によると、Twitter、Instagramは10代の利用者が最も多く、Facebookは20代・30代以上のユーザーが多いことがわかっています。そのため、Twitter、Instagramは生徒さん向けの発信をして、Facebookはどちらかというと保護者よりの発信をするなど使いわけるのも有効になります。
引用:NTTドコモ モバイル社会研究所の年代別SNS利用率調査
自社ブログを書く
自社ブログでは学習方法や志望校に合格した塾生の体験談などを書くことができます。
ブログ記事を書いて読者に有益な情報を提供することで読者満足度を上げることができれば、ブログ記事がきっかけで入塾する人が増えます。
それだけでなく、読者に有益な記事を書き続けることで自社ページがGoogleなどの検索エンジンで評価され、「エリア名×塾」などの検索をユーザーがWebで行ったときにページが上位化され、選ばれやすくなります。
リスティング広告を出す
リスティング広告とはYahoo!やGoogleで「エリア名×塾」で調べたときに上位に出てくるWeb広告です。
広告なので料金はかかりますが、「エリア名×塾」のようなキーワードで検索した時に検索エンジンで上位に出てきます。
そのため、住まいの近くで塾を探している方に目につきやすいWeb広告になります。
ポータルサイト・比較サイトに載せる
塾ナビのようなポータルサイトに掲載すれば塾を早期に認知させることができます。なぜなら、ポータルサイトは塾を比較検討したいユーザーが多く集まっているからです。
しかし、ポータルサイトは集客につながりやすいメリットが大きい反面、掲載したい競合も多いため、掲載費用が高くなり塾の運営に負担になる側面があります。
また、掲載をやめた場合にお店の情報が消えることもあるので、口コミなど積み上げていった情報がなくなることもあります。これは、ポータルサイトによって掲載の仕様が異なるので、ポータルサイトによって何ができ、掲載をやめた時にどのような形になるのか、契約するときは必ずチェックするようにしましょう。
このような理由から、集客をポータルサイト・比較サイトなどに依存せず、徐々に自社で集客できるような準備と工夫をしていく必要があります。
- 自社ホームページを充実させる
- SNS(Twitter・Facebook・Instagram)を有効活用する
- 自社ブログを書く
- リスティング広告を出す
- ポータルサイト・比較サイトに載せる
塾のオフラインWeb集客方法・アイディア4選
次に、Webを使わない方法を見ていきましょう。
チラシ(折り込み・ポスティング)を配る
チラシは一定の集客効果があるため、有効的に活用しましょう。
ただし、むやみに配るのでは費用対効果が悪くなります。チラシ配布業者によっては配るエリアだけでなく、お子さんが住んでいそうなファミリータイプのマンションに絞って配布するなどセグメントを分けて配布してくれる業者もあるので、業者をしっかりと選定してから配布しましょう。
看板を設置する
看板は設置費用がかかりますが、効果的であります。
しかし、費用対効果の測定がしづらい側面があります。そのため、仮説検証をしてどのように改善していけば良いのかがわかりづらいです。
口コミ
口コミは先ほどの調査結果からも分かったように、重要な要素になります。
紹介キャンペーンなどを使い、塾をおすすめする人とされる人にメリットがあるようなキャンペーンを使うのも有効になります。
今はオフラインで人から人への口コミ・紹介があるだけでなく、塾ナビのようなオンライン上の口コミが書いてあるサイトが口コミの役割を担うことも多くなっています。
体験授業を行う
体験授業は入塾のきっかけとして有効です。体験授業があると生徒さんは塾や授業内容のことを詳しく知ることができ、他の塾とどう違うのかがわかるからです。
可能な範囲で体験授業を開催し、まずは生徒さんに来てもらいましょう。
- チラシ(折り込み・ポスティング)を配る
- 看板を設置する
- 口コミ
- 体験授業を行う
塾でおすすめの集客方法
ここからは塾の集客でおすすめなGoogleマイビジネスをご紹介します。
Googleマイビジネスとは
GoogleマイビジネスとはGoogleのサービスの一つで、企業や塾の情報を無料で掲載できるサービスです。
塾の名前をGoogleで検索すると、エリアに紐づいて検索結果の右側に塾の基本的な情報と写真、位置情報の地図などが表示されるものです。
Googleマイビジネスのメリット
Googleマイビジネスを塾の集客方法としておすすめする理由は以下のような理由があります。
無料で掲載できる
Googleマイビジネスの機能は基本的に全て無料で使えます。
そして、ホームページのように自社の塾の情報を網羅的に載せることができます。しかも、ホームページのようにドメインの取得費用やサーバーの費用がかかることもありません。
「エリア名×塾」で検索すると上位に出る
「エリア名×塾」などのキーワードで調べるとGoogleマイビジネスの情報が上位に出てくるため、そのエリアで塾を探しているような、ニーズが高い人に向けて露出ができます。
特に上位3枠に載れば目立ちやすいので、ここを狙うための対策をすることはとても有効になります。この対策のことをMEO対策と言います。
近所に住んでいる人に認知される
近くにある塾が表示されるので近所の保護者に認知され選ばれやすくなります。
調査では、保護者が塾を検討する基準として「通いやすさ」を挙げているように、近所に住んでいる保護者に認知されやすい点は大きなメリットです。
口コミが塾選びの参考にされやすい
口コミは保護者の塾選びの参考材料としては大きく、Googleマイビジネスの口コミは塾を検討する際の情報として重要になります。インターネット上に資産として残っていくので、良い口コミが集まるような塾運営をしていきましょう。
無料で情報を発信できる
体験授業や入塾キャンペーンなどの情報はGoogleマイビジネスの「投稿」機能から投稿でき、無料で集客につながる情報発信ができるので使わない理由はないでしょう。
お店独自の資産として残り続ける
ポータルサイトなどは掲載をやめると情報が消えるリスクがありますが、GoogleマイビジネスはGoogleがサービスを終了しない限りお店の情報が資産として残り続けます。
Googleマイビジネスのデメリット
次に、Googleマイビジネスのデメリットを書いていきます。
エリアが限定されやすい
Googleマイビジネスの仕様上、調べている場所から近い塾が表示される傾向にあります。
そのため、より広範囲の保護者や生徒さんをターゲットとしたい場合には、表示したいエリアに出るかどうかはGoogleマイビジネスのアルゴリズムの仕様に依存してしまう側面があります。
悪い口コミが書かれるリスクがある
口コミが集客につながる反面、ネガティブな口コミが書かれるリスクもあります。
ただ、Googleマイビジネスは登録しなくても自動的につくられることがあるので、悪い口コミは書かれることはどの塾でもあり得るのです。
悪い口コミが書かれた場合は、内容を受けとめコメントに対して真摯に対応し今後の運営に向けて改善していく必要があります。
塾の集客方法まとめ
集客方法に正解はないですが、保護者へのアンケートから今後どのようなアプローチが有効になるか方向性は見えたのではないでしょうか?
優先度の高いアプローチの中でもGoogleマイビジネスのように無料でできるものもありますので、無料でできるものは上手に利用しましょう。
もし塾の集客でお困りでしたら是非弊社にもご相談下さい。無料で状況診断、競合調査をして貴社に最適な集客方法をご提案させて頂きます。