Googleマイビジネスのメリットや活用方法が分からない方へ。
WEBからの集客を考えて取り組もうと思っているものの、メリットが分からず取り掛かることができていない方・店舗も多いのではないでしょうか?
本記事では、Googleマイビジネスの活用で得られる5つのメリットと、注意点や活用方法のコツをご紹介します。
Googleマイビジネスのメリット5つ
Googleマイビジネスを使うとどのようなメリットが得られるのか?
5つのメリットを紹介していきます。
無料で利用できる
1番のメリットと言えるのは、Googleマイビジネスは無料で利用できる点です。
GoogleマイビジネスはGoogleが提供する無料のツールであり、設定や掲載に関して料金は掛かりません。
例えば、WEBページを作成しWEB上での広告を出稿するとなると、安くても数万円ほど掛かります。
しかし、Googleマイビジネスはどのような方・店舗でも無料で作成でき、費用を掛けずに集客や認知に繋げることができるのです。
検索結果の上部に表示できる(MEO対策)
Googleマイビジネスを活用しMEO対策(検索結果でGoogleマイビジネス枠を上部に表示する対策)を行うと、検索結果で上部に表示されるようになります。
検索結果上での上位化はSEO対策と呼ばれ、多くのサイトが取り組む施策であり、サイトの作成や記事の追加など多くの労力や費用が発生する施策です。
しかし、Googleマイビジネスを活用したMEO対策であれば、SEOで対策を行う自然検索結果よりも上部に表示することも可能です。
無料で利用できるだけでなく、SEO対策より上部に表示され、集客効果が高い点も大きなメリットになるでしょう。
行動に直結しやすい
Googleマイビジネスは行動に繋がりやすいメリットもあります。
Googleマイビジネスではお店の地図情報や電話番号など、行動に繋がる情報が一通り掲載されます。
そのため、
- 店舗・施設までのルートを調べお店に向かう
- 電話を掛ける
など、行動に繋げやすい点もメリットの1つとなるでしょう。
設定やデータ分析が簡単
Googleマイビジネスのメリットして、設定や操作が簡単な点も挙げられます。
例えばWEBサイトを1から作成するとなると、プログラミングの知識がなければ簡単に作成することはできませんし、依頼するのであれば数十万円の費用も発生します。
しかし、Googleマイビジネスであれば必要な項目を順番に入力していくだけで設定が可能です。
また、電話に至った件数やルート検索の件数など、データの閲覧も簡単に行えます。
Googleマイビジネスの活用によって行動に繋がったデータの確認も、管理ページから簡単に知ることができます。
顧客との双方向のコミュニケーションが取れる
Googleマイビジネスを利用するメリットとして、口コミ機能を使い双方向でのコミュニケーションがとれる点も挙げられます。
ホームページや広告の配信では、店舗や企業による一方通行のコミュニケーションしか取ることができません。
そのため、顧客の要望を拾うことは難しく、顧客の求める内容とズレた発信をしてしまう懸念もあります。
その点、Googleマイビジネスであれば口コミ機能が付いているため、顧客からのリアルな声を拾うことが可能となります。
時には厳しい声を頂くこともあるかもしれませんが、貴重な意見としてサービス・商品の向上に繋げられることはメリットの1つと言えるでしょう。
Googleマイビジネスのデメリットと注意点
Googleマイビジネスを利用するデメリットや注意点はあるのでしょうか?
2つの項目について解説していきます。
口コミ(悪評)のリスク
Googleマイビジネスは口コミ機能が必ずついています。
そのため、商品やサービスの質が良くなければ悪い口コミを書かれるリスクが伴います。
特に注意すべきは悪意のある口コミです。
実際のサービスが悪く、事実を書かれてしまうのであれば仕方ありませんが、嘘の内容が書かれてしまう可能性も0ではありません。
商品やサービスの質が悪ければ改善する以外ありませんが、悪意のある口コミには注意が必要です。
法的に問題のある口コミ投稿は、弁護士や警察などに相談し、適切に対処することをおすすめします。
自分で登録しなくてもGoogleマイビジネスが作成されてしまう
口コミのリスクを懸念し、Googleマイビジネスを活用しないでおこうと考えるかもしれません。
その際に注意したいことは、Googleマイビジネスは自ら店舗情報を作成しなくても、Googleが自動的にWEB上の情報を取得し登録されることがあることです。
GoogleマイビジネスはGoogleがネット上の情報から登録をし、管理者がいないまま店舗の口コミ情報が書かれるケースもあります。
自ら登録をしなくても口コミが投稿されるため、アカウントを運用することは前提として考え、口コミへの適切な対応の仕方を考える方が長期的には正しい戦略になると考えるべきでしょう。
任意の画像を表示できない場合がある
Googleマイビジネスの注意点として、表示する画像を任意に設定できないことも挙げられます。
写真の投稿自体は可能ですが、表示順やメインで掲載される画像はGoogle側の判断に寄ります。
そのため、何枚か投稿した中にメイン画像にしたい画像があっても、確実に上部に表示させることはできません。
あくまでGoogleの仕様の範囲内でしか調整できない点は、注意すべき点として覚えておきましょう。
Googleマイビジネスのメリットを最大限に生かす方法
Googleマイビジネスのメリットとデメリット・注意点を紹介してきました。
では、メリットを最大限に生かすにはどのようにすべきなのでしょうか?
Googleマイビジネスのメリットを最大限に生かす、3つの方法を紹介します。
情報のを一通り登録する
Googleマイビジネスのメリットを生かすには、大前提として情報を正しく網羅的に掲載することが大切です。
Googleマイビジネスには、以下のような情報を設定できます。
- 説明文
- 営業時間
- 休日情報
- 電話番号
- イベント情報
- 各種写真
- 質問と回答
埋められる情報は一通り入力し情報を充実させ、ユーザーの満足度を高めることが活用のコツとなります。
イベント情報など、業種によって必要がない場合もありますが、可能な限り情報は埋めることを心掛けましょう。
質問と回答の活用もおすすめ
Googleマイビジネス活用の具体例を1つ紹介すると、”質問と回答”機能を自社で設定することもおすすめです。
本来であればユーザー同士が質問・回答をし合う機能ではありますが、管理者でも投稿は可能です。
よく質問されることを自ら掲載し、回答も自ら行うことで、GoogleマイビジネスがQ&Aの役割を果たしてくれます。
Googleマイビジネスのメリットを最大限に活用するため、利用できる機能は効果的に使いましょう。
写真の充実
Googleマイビジネスを活用する上で、写真を充実させることも大切です。
文章を充実させることも大切ではありますが、店舗・施設の雰囲気を伝えることができる写真は、来店を決めるうえで大きな効果を発揮します。
投稿する写真の種類は、以下のような種類があります。
- サービス・商品
- 内装
- 外観
- スタッフ(可能であれば)
- キャンペーン情報
サービス・商品や内装などはイメージが付くと思いますが、加えて建物の外観やスタッフの写真などを載せることができると、利用者は来店のイメージが掴みやすくなり予約や訪問に繋がりやすくなります。
また、キャンペーンがあれば1枚の写真にして投稿すると、多くの人に宣伝する効果も期待できます。
検索する人が、来店したくなる写真を意識して活用するようにしましょう。
口コミの対応
口コミの対応は、Googleマイビジネスを活用する上で大きなカギとなります。
口コミの対応は以下の2つの内容で紹介します。
良い口コミを貰うための対策
口コミは、良い評価がたくさん集まる方が効果的といえます。
しかし、クレームと違い良い口コミは集めにくいのも事実です。
良い口コミを増やすためには、実際に来店した人に投稿をお願いするだけでも効果があります。お客様が帰られる際に一言声を掛けることから始めてみましょう。
注意点として、Googleでは口コミに対する報酬は禁止しています。
投稿の代わりに金銭を与えるなどの行為は推奨される行為ではありませんので、気を付けるようにしましょう。
悪い口コミへの対策
口コミは、良いものより悪いものの方が集まりやすい傾向にあります。
言い換えると、どんなサービスであっても悪い口コミは自然と増えてしまうのです。
悪い口コミが投稿された時に大切なのは、無視をせず真摯に対応することが大切です。
良いコメントには返信をし、悪いコメントには返信をしないままでいると、ユーザーから不信感を抱いてしまうことに繋がります。
良いコメント・悪いコメント、どちらもしっかりと対応することで顧客との関係構築に繋がり、サービスのイメージを高めることにも繋がります。
もし、誹謗中傷や営業妨害に関わるなど悪意のあるコメントが投稿された場合は、管理画面から削除依頼を行うことや、場合によっては法的な対応をするなどして、適切に対応しましょう。
Googleマイビジネスのメリットと活用方法まとめ
本記事では、Googleマイビジネスのメリットと、活用方法について一通り紹介してきました。
Googleマイビジネスは無料でだれても活用でき、多くの集客にも繋げられるツールです。
しかし、不誠実な対応を取ってしまっては、お店や施設の評判を下げることにも繋がります。
メリットを最大限に生かし、集客に繋げられるよう、正しく活用していきましょう。