「Googleマイビジネスを始めようとしたら、既に登録がされていた」もしくは「気付いたら勝手に店舗情報が変更されていた」
こういった経験をされた方も多いのではないでしょうか?
Googleマイビジネスは適切に管理をしていないと、誤った情報で登録や編集がされてしまうことがあります。
また、その情報がユーザーに届いてしまうと店舗集客やブランドイメージにマイナスな影響を与えてしまう可能性があります。
今回はそれを防ぐためにも、原因や対処法、勝手に変更されないためのポイントまで詳しく解説します。
Googleマイビジネスが勝手に登録・編集されてしまう理由とは
Googleマイビジネスが勝手に登録・編集されてしまう理由には以下が考えられます。
■Googleからの編集
Googleは様々な情報を集約し、ユーザーに最適な情報を提供しています。
Googleマイビジネス内の情報についても、ユーザーからの報告内容や、公式サイトの情報などを集約し反映させているため、オーナーが登録した情報以外にも反映されることがあります。
■ユーザーからの編集
上記でも述べた通り、Googleはユーザーからの情報提供もマイビジネスの店舗情報として判断します。
そのためGoogleが編集や登録をする他に、ユーザーからも直接修正することが可能です。
ユーザーはマイビジネスの「情報の修正を提案」から修正を申請し、Googleがその情報を正しいと判断をすると申請内容が反映されます。
誤った情報をそのままにしてしまうと、どのような影響が?
たとえば店舗の住所や営業時間が誤って登録されていると、ユーザーが調べても来店できなかったり、閉店時間や休日に来店してしまったりなど、機会損失だけではなく、クレームや低評価の口コミにも繋がってしまう可能性があります。
このように、Googleマイビジネスに誤った情報が登録されていると、店舗やユーザーの双方に悪影響が及ぼされます。
こうした影響を防ぐためにも、店舗情報のチェックや修正は必ず行いましょう。
店舗情報が勝手に編集されてしまった時の対処法
もし店舗情報が勝手に修正されてしまった時はどうしたらいいのでしょうか。
以下、対処方法をご紹介します。
「ビジネスオーナーの確認」
マイビジネスの編集を直接行うにはマイビジネスのオーナー登録が必要です。
オーナー登録がされていないと自由にマイビジネスが使えず、登録や修正などが行えません。
まだ登録がされていない店舗は以下の手順でオーナー登録を行いましょう。
Googleマイビジネスから編集する
まずは、Googleマイビジネスにログインし直接修正を行う方法です。
①Googleマイビジネスにログインし、左赤枠「情報」をクリックします。
②編集したい項目の情報を修正後、「適用」をクリックすれば完了です。
③編集した内容は審査中と表記されます。
申請が通れば修正内容が反映されます。
Googleに申請を行う
上記方法はマイビジネスに登録する必要があります。
しかし、登録の手続きを行う時間はないから登録せずに修正をしたい…というオーナーの方も多いのではないでしょうか。
そのような方は以下の方法でGoogleに申請を行いましょう。
①パソコンで Google マップにアクセスします。
②修正したいビジネス情報を開き、「情報の修正を提案」をクリックします。
③「名前またはその他の情報を変更」をクリックします。
修正項目を選択し、「送信」 をクリックすれば完了です。
④リクエストを送信すると、申請内容が審査されます。
申請が承認されると、変更内容が反映されます。
何度も修正がされて大変な時は…
Googleマイビジネスはユーザーからのいたずらなどにより、何度も情報が修正されてしまうこともあります。
もし、このような状況でお困りな方は以下のGoogleの問い合わせフォームから相談ができます。
何かしらの手段を取ってくれる可能性もあるので相談してみるのも良いでしょう。
店舗情報を勝手に編集されないためのポイント
店舗情報を何度も修正されないためには、自店舗でGoogleマイビジネスの管理を定期的に行うことが重要です。
マイビジネスを管理するにはオーナー権限を得る必要がありますが、管理されているマイビジネスはユーザーから編集申請がされると、通知が来るようになっています。
そのため誤った情報での申請の場合は申請拒否ができます。
(※通知が来ない場合もあるので、こまめにチェックは行いましょう)
現在何度も修正がされてお困りの店舗や、まだこのような状況になっていない店舗も予防策として、必ずマイビジネスの管理権限は持っておくと良いでしょう。
特に以下の箇所は修正がされやすいため、登録されている情報に誤りがないか定期的にチェックを行いましょう。
- 店舗名
- 店舗住所
- 営業時間
- 電話番号
Googleマイビジネスのチェックになかなか時間が割けない…そんな時は?
上記では、マイビジネスを管理しておくことの重要性をご説明しました。
しかし、管理する店舗数の多いオーナー様や、マイビジネスを定期的にチェックする時間を割くのが難しいという店舗も多いでしょう。
そのような店舗に向けに対策方法をご紹介します。
運用代行会社に依頼してみる
マイビジネスの管理に自信や時間のない方は、運用代行会社に頼んでしまうのも良いでしょう。
業者に頼んだ場合どのようなメリットがあるのか、導入に悩んでいる方は以下を参考にしてみてください。
運用代行会社へ依頼するメリット
特に店舗数の多い店舗は一括してマイビジネスを管理をしてもらえるため、オーナー登録の設定や、一つ一つの登録情報を確認する手間が省けます。
手が回らないという理由で誤った情報や古い情報を掲載し続けていると、上記で述べたような機会損失やクレームに繋がってしまう可能性があるので、そのままにするのはなるべく避けましょう。
ユーザーが「地域名+業種・業態」で検索した際に、対象の店舗をGoogleマップ上の上位3枠に上位化させる施策です。
MEOは上位化させることで店舗自体のブランディングや、マイビジネス内のアクション数(ルート検索・電話・経路案内)を増やし、集客につなげることができます。
MEO対策は店舗運営をしていく中でとても重要です。
MEO対策は、常に正しい情報に変更していくだけではなく、その他最新の情報発信や、写真の登録、口コミへの返信など、ユーザーが使いやすいよう、様々なカテゴリーの最適化を行っていく必要があります。
運用代行会社へ依頼すれば、各店舗情報の確認だけでなく、このような投稿のサポートや管理を行ってもらえるため、店舗集客にも有効になります。
誤った店舗情報は必ず修正をする
ご紹介したとおり、Googleマイビジネスは第三者からも修正できるため、登録されている店舗であればどの店舗も勝手に修正されてしまう可能性があります。
集客に悪影響を及ばさないためにも、Googleマイビジネスの定期的な確認を忘れずきちんと管理を行いましょう。