弁護士や税理士など、士業のWEB集客としてどんな方法が思いつくでしょうか?広告やSEO対策など様々な対策がありますが、それぞれ違ったメリット・デメリットがあります。
また集客方法にもトレンドがあり、流行り始めたばかりの集客方法だと競合がまだ対策を導入していない場合優位に立つことができるため、士業を探しているユーザーを取りこぼしなく集客することができます。
本記事では、集客方法ごとの特徴や近年流行り始めている集客方法について詳しくご紹介しますので、「すぐに問い合わせを増やしたい」「競合に負けたくない」という方には必見です。
士業における近年の状況
士業と一言に言っても様々な職業があります。弁護士、税理士、社労士、司法書士、行政書士などが代表的といえるでしょう。
近年ではリーマンショックやコロナウイルスに起因する不況で、将来のために士業の資格を取得する人が増加しています。それに対して中小企業の数は年々減っているため、士業における競合性は益々高まっているのです。
需要が減っているのに供給過多だと、なかなか集客がうまくいかないことが多くなりますよね。この記事に辿り着いたみなさんもそうではないでしょうか?
士業のWEB集客方法5選!
早速、そんなみなさんにおすすめのWEB集客を5つご紹介します!
ホームページ
一つ目が、ホームページの作成です。
いまやホームページは持っていて当たり前の時代となりましたが、士業という仕事は商品が人なので、魅力が伝わりにくい一面があります。そんな時ホームページがあれば誰でも簡単にアクセスできるため、いつでも簡単に先生の魅力や特徴を伝えることができます。
またお客様や知人に紹介してもらう際、紹介先の人に好きなタイミングで見てもらうことができます。URLだけ送ってもらえれば簡単にPRすることができるのです。
SEO対策
次にご紹介するのがSEO対策です。SEO対策は狙ったキーワードで特定のサイトを上位表示させる対策のことを指します。
このSEO対策は士業のみならず様々な業種で行われている集客施策となりますが、対策を行う際最も重要なのがキーワード選定です。
例えば弁護士の場合、単純な「弁護士」という単一キーワードだと競合性が高いことが多いので、「業務分野」×「相談内容」や「エリア名」×「業務分野」などのキーワードで対策を行うと良いでしょう。
「交通事故」×「相談」
「千代田区」×「弁護士」
これらのキーワードで検索する人=これらの悩みを持っていて相談したい人なので、ホームページが上位表示されていると流入や問い合わせの増加に繋がります。
リスティング広告
次にリスティング広告のご紹介をします。リスティング広告とはキーワードで検索した際に検索結果に掲載されるテキスト型の広告のことです。
メリット:即効性がある
デメリット:まとまった費用が必要
広告費を支払えば、ユーザーが検索した際に上位表示させることができるため流入を確保しやすい対策と言えます。
すぐに出稿可能なので、即効性が高い点がメリットとして挙げられますが、クリックごとに費用がかかるため、SEO対策同様ある程度まとまった費用が必要となります。
士業の場合、顧客層にとって内容の優劣の判断が難しいという点から、士業の種類によって異なりますが多くの規制があります。広告を検討する場合には詳しく調べてから行うようにしましょう。
参考:士業適正広告推進協議会
SNS集客
また、最近WEB集客で何かと話題のSNSも有効です。InstagramやTwitterなど、日々の暮らしの中で触れないことはないSNSですが、実は士業の場合でも有効なのです。
Facebookは実名登録で信頼性が高く、ユーザーの年齢層が高いことが特徴ですので、士業のお客様層も年齢が比較的高めというところを考えるとかなり有効ですね。
またTwitterは拡散力が高く、気軽に人と繋がれるSNSなので、人脈を広げたり繋がりを作ったりするのに向いていると言えます。
突然DMが来て仕事の依頼に繋がることもあるかもしれませんね。
メリット:無料で利用できる
デメリット:炎上リスクがある
ただし、SNSの特徴としては炎上リスクと隣り合わせなので、メリット・デメリットをうまく理解しながら運用してみましょう!
MEO対策
最後は最近話題のMEO対策です。MEO対策とは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略で、例えば「五反田 弁護士」で検索した時に対象のGoogleマイビジネス(店舗情報を掲載できるGoogleのツール)を上位化させる施策のことを指します。
従来飲食店や美容室などで活用されることが多かったこのツールですが、最近は士業でも多く対策されていますし、Googleという検索エンジンの仕様上、MEO対策は新規顧客を獲得するのに絶対に取り組むべき集客方法と言えるでしょう。
- ニーズが顕在化しているユーザーにアプローチが可能
- 認知度UP(ブランディング)に繋がる
- ユーザーがアクションしやすい設計
「エリア名×弁護士」などと検索するユーザーは、特定エリアで弁護士事務所を探している=近々相談に行きたいユーザーなので、直近の問い合わせに繋がる可能性が高い点が大きなメリットと言えますね。
WEB以外で士業集客としてやった方が良いこと
さて、ここまでWEBに限定して集客手法についてお話しましたが、士業の場合にはWEB以外の部分でもやった方が良いことがあります。
セミナーの実施
一つ目がセミナーの実施です。セミナーを開催すると一度に複数のお客様層に直接アプローチをかけられるため、そこからの相談に繋がりやすいという点がポイントです。
例えば、「経営支援セミナー」のような形で開催し、そのあと無料相談窓口を設けておくことで自然と問い合わせを増やすことができます。また、すぐに相談が来なくても信頼関係を築いておくことで、何かあった時にはすぐに相談してもらうことができます。
- セミナーでお客様とコミュニケーションを取る
- セミナー後は必ずお礼メールを送る
- 定期的にダイレクトメールを送る
せっかくセミナーに来てくれたお客様とは、セミナー後もコミュニケーションを取って繋がりを持ち続けるように工夫しましょう!
営業活動
ここでの営業活動とは、紹介を指しています。昔と比べると紹介経由の依頼数は少なくはなったかもしれませんが、それでもやはり有効です。
特に紹介は、信頼度が高いので商品が人である士業には向いていると言えます。
レッドオーシャンの市場だからこそ、競合と異なる手法を選んだ方が良い場合もありますので、選択肢の一つとして考えてみてください。
少ないコストでWEB集客するならMEO対策!
様々な手法をご紹介してきたので「結局何をやったら良いの?」「忙しいから全部やるのは無理!」といった声が聞こえてきそうですね。
そんなときはまずMEO対策に力を入れてみましょう。
士業集客におけるMEO対策のメリット
なぜMEO対策なのか?それはこれらのメリットが士業集客に合うからです。
- 新規顧客獲得に有効
- 既存顧客の利便性向上で紹介を受けやすい
- 簡易的なアクセス解析が可能
- 多くのユーザーに見られやすい
新しく何か相談事を検討している人が調べる際、なるべく自分が活動している地域で、何かあったときには直接対面できるところを探します。MEO対策はエリア集客に特化した対策ですので士業集客にぴったりです。
相談事がある知人がいる既存顧客に、Googleマイビジネスの情報を表示させることで、問い合わせに繋げやすくもなります。
Googleは国内シェア70%以上と、ユーザー数がかなり多いのでたくさんのユーザーに見てもらうことができます。
士業集客におけるMEO対策のデメリット
次にデメリットもご紹介します。
- 閲覧数が増えることでネガティブな口コミが投稿される機会が増える
- マイビジネスの情報修正は誰でもできるのでこまめに確認をする必要がある
閲覧数が増えるとポジティブな口コミもネガティブな口コミも投稿される機会は当然増えるためデメリットと言えますが、オーナー権限を取得してGoogleマイビジネスを管理していればオーナーからのオフィシャルな返信ができるため安心です。
事実無根なネガティブな口コミをそのまま放置してしまうと、第三者が誤ってそれを参考にしてしまうため、Googleマイビジネスのオーナー権限は取得の上きちんと返信するようにしましょう。
また、マイビジネスの営業時間などの情報は第三者が編集できてしまうのでこまめに確認する必要がありますが、この点でもオーナー権限を取得しておけば管理画面から修正されたことがすぐわかるためすぐに正しい情報に戻すことができます。
士業集客で近年MEO対策が流行っている理由
以前までは飲食店や美容室などの店舗型ビジネスに向いた対策として流行していたMEO対策ですが、最近では士業でも多く取り入れられています。
理由は、店舗に限らずエリア集客したい業種であれば、Googleを利用するユーザーに対して有効だからです。
MEO対策で問い合わせ数を増やしましょう!
いかがでしたか?士業集客といえば様々な手法がありますが、MEO対策は安価で効果が高い手法ですので是非試してみてください。
弊社ではMEO対策のプロフェッショナルとして、キーワード選定や競合調査を行いご提案しております。MEOをご検討の際にはお気軽にご連絡ください。