【イベント報告】17期経営計画発表会を行いました。

こんにちは。経営管理部のMです。
満を持しての登場です。

10月12日、エルプランニングでは全社員参加のもと17期経営計画発表会が実施されました。
会では、経営計画発表会というその名のとおり、代表、役員から今後の方針についての話があり、マネージャーからは各チームのより具体的な目標等が共有されます。

17期経営計画発表会 中村社長から説明弊社代表の中村からは、組織を船にたとえ、経営陣で方向性を示して、細かい部分は社員に任せて企業活動を行いたいという話がありました。

エルプランニングは自己組織化された組織?

少し話はそれますが、最近読んだ本に下記のようなことが書いてありました。

それは誰かの曖昧な要求からスタートし、それが具体的で明確な何かに変わっていく過程が実現で、その過程のすべてがエンジニアリングという行為です。つまり、「曖昧さ」を減らし、「具体性・明確さ」を増やす行為が「エンジニアリングとは何か」という答えでもあるのです。

エンジニアリング組織論への招待~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング~より引用

難しいタイトルの本ですが、エンジニアではない方こそ読むと学びが多いように思いましたので、ご興味がある方はぜひ読んでいただきたいです。

著者は、上述の引用部分の後に続いて、企業活動も方針を考える人が抽象的で曖昧な指示をして、その指示をもとにメンバーが具体的で明確な行動を起こしていくことで成り立つ、というようなことを書いています。エルプランニングではここ数年の間に組織構造が整備され、部門やチーム、レポートラインが確立されました。(※くわしくは、エルプランニングの組織への考え方~ゆるやかなマトリックス組織~をご参照ください。)

まさに代表の中村の話のように、代表や役員から直接、具体的で細かい指示をしなくとも、やや抽象度の高い指示がマネージャーを通して具体化され行動に移されるような体制が、少しずつではありますが実現してきたように思います。
(※具体的で細かい指示を逐一しなくとも、抽象度の高い指示をすれば自発的に考え動ける組織を「自己組織化された組織」といったりするようです。)

もちろんそれは、組織構造が整備されたからだけではなく、半期ごとに経営計画発表会を実施したり、チャットやワークフローというツールを入れたり、チームによっては1on1ミーティングを定期的に行ったりと、コミュニケーションにおけるあらゆる工夫がされてきたからでもあります。

オフィスの移転に伴い、3つのフロアに分かれていたそれぞれの部署もワンフロアになり、新しいオフィスではほとんどパーテーションや仕切りもありません。
それぞれのメンバーの顔が見え、気軽にコミュニケーションをとれるようにという思いからです。

エルプランニングは17期を迎えました。

上述の引用部分について、「エンジニアリング」を「企業活動」と言い換えるならば、エンジニアに限らず誰もが抽象的で曖昧な物事を具体的で明確にしていかなければなりません。

  • 市場にはどのようなニーズがあるのか。
  • 顧客は何に困っているのか。
  • 顧客の困りごとに対してどのようなソリューションが最適か。
  • 最適なソリューションを提供するにあたって社内のリソースは足りているか。

など。

今後も顧客に価値を提供し続けられる組織であるためには、社内において方針や目標等を確認し合う場を定期的に設けることに加え、社外の顧客の声に真摯に耳を傾けたり、市場環境をつぶさに観察して情報を集めたりすることで、曖昧なこと(不確実なこと)を具体的で明確にしていく必要があるように思います。

エルプランニングは17期を迎えました。

未来のことはそれこそ曖昧で不確実ですが、社内外のコミュニケーションを大切にし、企業ブランドの保護と強化のプロフェッショナル集団を目指して、日々精進してまいりたいと思います。

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